2019年の初キャンプは千葉のイレブンオートキャンプパークでの2泊3日(2/2~2/4)でした。数日前から予定した日は都内でも大雪になるという予報だったので、キャンセルするかちょっと悩んだんですが意を決して行ってまいりました。
というわけで今回はこちらのキャンプ場をレポートします。
- イレブンオートキャンプパーク
- キャンプサイト
- 炊事場
- トイレ
- シャワー
- 売店
- ラジコンコース
- 池
- グラススキー
- クライミングウォール
- 子どもプール
- 釣り堀
- 薪?
- 当日の気温
- 謎のチャイム
- 地獄の撤収
- スノーピークの乾燥サービス
- まとめ
- おまけ
イレブンオートキャンプパーク
まず、キャンプ場のサイトはこちら。
場所は千葉県の君津市です。自宅のある横浜からは車で1時間ちょっとととても近場で行きやすいところですね。
今回選んだ基準は行くのが2月上旬とまだまだ寒い時期なので電源サイト必須で雪があまり深くないところ、でした。雪中キャンプにも興味あるものの子どももいるし大変かなーということで。それもあって割と温暖な千葉を選んだんですが結果的には雪に降られるという。。。
なお、ヌルいと言われるかもしれませんが我が家では真冬のキャンプは電源サイト必須です。子どももいるので。逆に言うと電源サイトで電気毛布、セラミックヒーターさえあれば冬でも意外といけますよ!
あと最近は遊具があるところを探すようにしてます。
行ってわかったのですがいつも行くような山の中とかではなく、すぐ近くに住宅があるような場所でした。これは人によっては雰囲気出ないと思う人もいるかもしれませんねー。
キャンプサイト
こちらのキャンプ場はかなり広くてテントサイトだけで120区画あります。そのうち電源サイトが67区画とこれまたかなり多いです。
テントサイト以外にもログキャビンやコテージもあるなどかなり広いです。
ウェブサイトにキャンプ場内のマップがなかったのでイメージしにくいと思いますが場内全体にテントサイトがあり、電源サイトも半々くらいで配置されています。
今回、我が家は電源サイトを使ったのですが120㎡くらいあるとのことで区画も広かったです。自分の区画には真ん中に木があったのですがそれでも余裕で車とランドロックが張れるくらい、その上でスペース的には余裕がありました。なので、結構大きい車やテントでもサイズ的に問題になることは少ないのではないかと。
ちなみに今回真冬ということで利用客が少ないかと思ってたのですが、結構いたのには驚きました。余談ですがなぜかランドロック率が高かったです。いや、ランドロックを使ってる人が多いのはわかってるんですがそれにしても多かった気がする。ランドロック×2を間にリビシェルを使って連結してるツワモノもいました。
ちなみにうちの正面の区画はランドロックな上に車種まで一緒と若干気恥ずかしい思いもしましたw
こちらは到着時の状態。うっすらと雪が積もっております。
自分の区画から奥の様子。なお、かなり広いのでこういった通路?が何本かあります。
周りにはこんな感じで民家も普通にあります。山があるわけでも森や林があるわけでもないのでそれほど自然感、アウトドア感はありません。
炊事場
キャンプ場自体は全体的に綺麗に整備されていて、洗い場はこんな感じです。かなり広い上にお湯が使えます。これはポイント高い。
遊具もいくつかあります。これはブランコですがもう1個あります。
トイレ
トイレも綺麗です。温かい便座にウォシュレットありでした。便座が温かいのはこの時期のキャンプではありがたい。
シャワー
無料のシャワーも利用可能です。たしか24時間利用可能。中の写真はないのですがイメージ的にはプールのシャワーのような感じで仕切りはあるものの完全個室ではないです。扉の代わりにカーテン。
ただ、我が家はこのキャンプ場から車で数分の大江戸温泉に行ってました。
売店
売店のなかの様子。一通りのものが揃っていました。各種電池といったものからガスボンベや調味料なども。
ラジコンコース
ラジコンのコースがありました。そのせいかラジコンもって遊んでる子どもがチラホラいましたね。
池
奥に池がありました。柵とかも何もないので小さい子どもがいるとちょっと不安かも。浅めなので大事にはなりにくいでしょうけど。
グラススキー
グラススキーもできるそうです。あいにく今回は雪のせいで地面ドロドロでできなかったのですが。
クライミングウォール
クライミングウォールなんかもありました。こちらも有料で子どもしかできないとのこと。
子どもプール
この時期は当然休止中でしたが子どもプールもありました。夏場にはいいですね。
釣り堀
釣り堀なんかもありました。ホンモロコという魚が釣れるそうです。この魚、初めて聞いた魚なんですが揚げるとおいしいそうです。
その他にもトランポリンもありましたがこんな感じで細かく料金が発生します。我が家ではトランポリンだけやりました。トランポリンは6個あったのですがどれも大盛況でした。
薪?
薪として使っていいって感じで木材が置かれていました。みんなここから適当に選んで持っていって焚き火に使ってるみたいなんですが売店にも一束800円で売ってるんですよね。謎。
当日の気温
今回は雪予報ということもあって結構冷えるかと思ったのですが、思ったよりは冷えませんでした。これは初日の7時前の気温ですが、この時点で3度近くあります。
その後、10時くらいには0度近くまで行きました。なお、シェルターの中は10度くらいで、セラミックヒーターを使っていたインナーテント内はさらに温かいです。普通にアウターが要らないくらい。
まあ、とはいえ寒いには変わりないので周りのキャンパーたちはシェルター内で食事を取ったりしていたようです。が、我が家は気合のバーベキュー。写真じゃわかりにくいですが少し雪が舞うなか肉を焼いておりました。
今回は五平餅なんかも焼いてみたり。
2日目は気温もあがって雪もどんどん溶けてました。
2日目は夕方くらいに寒くなってきたので火を焚きました。その後やはり外でバーベキュー。
余談ですが、シェルター内のタクードでバーニャカウダのソースを作ってたら少し目を離した隙に大変なことに。
スノーピークのタクードをストーブとして愛用しているのですが、タクードはこのように天板で煮炊きができるのがいいですね。というか本来煮炊き用コンロという扱いみたいですが。タクードについてはこちらでレビューしてるのでこちらもよろしければ。
さて、2日目は夜から冷えてきて3日目の朝方にかけて冷え込みがきつくなり雪が降ってきました。朝の4時ごろは結構降っていて雪の降る音で目が冷めました。ていうかテントの中にいると雪の音って結構するもんですね。あと、積もった雪が滑り落ちていく音も結構うるさかった。
様子見がてら外にでてみました。このとき4時半くらいだったはず。こんな感じでテントにも雪が積もりはじめていました。
その後、またテントに戻って寝たのですが7時過ぎに目覚めたときにはテントに積もっていた雪もすでに結構溶けていました。これが撤収のときに逆に大変なことになったわけですが。。。
撤収後の様子です。写真じゃ伝わりにくいですが地面が雪止め水でかなりドロドロになってました。
謎のチャイム
なんかこのキャンプ場、終始どこからか学校のチャイムみたいな音が鳴っています。しかも結構夜遅くまで鳴るんですね。毎時40分に鳴るっぽいんですがそうじゃないときもありました。例えば20時40分に鳴ったかと思うと21時30分にも鳴るんですね。チャイム以外にも音楽っぽいものが流れたり、飛行機が結構近くを飛ぶのでその轟音もありました。幸い、僕はこういう音あまり気にならないタイプなのですが気になる人には気になるのではないかと思います。
それにしてもあの学校のチャイムっぽいのはなんなんだろう。。。
地獄の撤収
地獄というとちょっと大げさですが、今回は撤収が大変でした。最終日の明け方に降った雪が溶けたせいで撤収作業をするころには地面がぬかるんで大変だったんですね。これまでも雨の中撤収したことはありますが、なまじっか雨が降ってないだけに作業中にフレームや幕、ロープについた泥が流れることもなくどんどん汚くなります。
特に幕に関してはスカートの部分はドロドロな上に全く乾いてないわけです。めっちゃ濡れてる。加えて、畳むためにフレームを外すと地面について内側もドロドロです。一応多めに捨てていいタオルを持ってきていたものの、到底足りないです。
というか泥がついているのはテントだけではない。地面に近いところに置いていたもの全てに泥がはねて付着している状態だったのでこれらを拭き取るだけでタオルは使い切ってしまう状態でした。
いつもなら撤収時にある程度乾かすんですが今回は諦めてビニール袋に包んで撤収しました。
スノーピークの乾燥サービス
いつもなら家でベランダに吊って乾かすんですが今回ばかりは泥がすごすぎてベランダまで持っていくのも大変そうです(我が家は2回にベランダがあるのです)。というわけで帰りにスノーピークの店舗によって乾燥サービスに出していくことにしました。
スノーピークのテントやシェルターは有料で乾かしてもらうことができます。Webで申し込んで取りに来てもらうことも店舗に持ち込むことも可能です。カビを防ぐためになるだけ早く乾かしたかったので帰りにスノピの店舗によってそのまま出してきました。
このサービス、あくまでも乾燥サービスであってテントのクリーニングをしてくれるわけではないという点は注意が必要です。それでも乾燥してもらいさえすればあとから泥を落とすのもだいぶ楽になります。
だいたい2週間くらいで乾燥が終わって家に宅急便で送られてきます。
ランドロックの場合は税込みで8100円に配送料500円です。なお、この値段で幕体だけでなくシールドルーフ、グランドマット、インナーテントも乾燥してもらえます。
まとめ
このキャンプ場のいいところは以下です。
- 都心から車で1時間ちょっとと近い
- 綺麗
- 広くて区画数多い
- お湯が出る
- 遊具だけでなく、釣り堀やプール、トランポリンなど施設が充実
一方でイマイチだなと思ったのが以下です。
- 民家が見えているなど自然な感じがあまりしない
- 謎のチャイム
というわけで全体的に悪くはない、むしろいいと思う人も多いんじゃないかというようなキャンプ場でした。
とはいえ多分、積極的にリピートすることはないです。理由はやはりアウトドア感に欠ける感じがするのですよね。以前に大子町のグリンヴィラに行って感じたのと同じような感覚。あちらは周り山でしたが。
おまけ
スノーピークの店内に新発売で注目のエントリー2ルーム、エルフィールドが張られていたのでちょっと覗いてみました。ランドロックと比べるとやや小ぶりなのでそれが気にならないならかなりお得な値段設定なんじゃないでしょうか。

スノーピーク(snow peak) エントリー2ルーム エルフィールド TP-880
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2018/12/01
- メディア: スポーツ用品
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このエルフィールド、唯一羨ましく思ったのはこちら。 前にランドロックのレビューを書いたときにいまいちな所としてあげていた「室内でランタン吊るすところがない」という問題が解決されているのです。この写真のようにシェルター側の真ん中にフックがかけられるポイントが用意されているのです。これですよ、これ。これがランドロックにも欲しかった!
