もう昨年(2018年)のことになりますが、初めてクリスマスをキャンプ場で過ごしました(2018年12月22日から2泊)。クリスマスキャンプにあたって選んだキャンプ場は赤城山オートキャンプ場です。
このキャンプ場、初めて行ったんですが控えめに言って最高でした。
というわけで今回はこちらのキャンプ場をレポートします。
赤城山オートキャンプ場
キャンプ場のサイトはこちらです。
場所はキャンプ場の名前通り群馬県の赤城山で、住所的には前橋市になるようです。自宅のある横浜からは車で2時間半〜3時間といったところでしょうか。遠すぎずいい感じですね。
今回、クリスマスにキャンプをするにあたってキャンプ場を探す際、単に冬季営業をしているキャンプ場というのではなく何かしらクリスマスにちなんだイベントが催されるキャンプ場を探しました。というのもサンタクロースの存在を信じきっている5歳児を連れて行くのですから。また、我が家で基本としている2泊のキャンプでは2日目は何かしら現地でのアクティビティや観光をして過ごしているのでそういった意味でも何らかのイベントをやっているところを探しました。
その点、こちらのサイトはクリスマスだけでなく、ハロウィンなどでも季節イベントをやっています。
あとは電源サイト必須ですね。真冬だし、子どももいるので。
キャンプサイト
こちらのキャンプ場は通常のキャンプサイトとバンガロー、トレーラーがあります。もちろんキャンプサイトを選んだのですが、そのキャンプサイトにも複数種類があります。
出典:赤城山オートキャンプ場
大きくグリーン、ブルー、イエローとエリアが3つに分かれていて、さらに各エリア内もいくつかの種類にわかれています。特にグリーンはサイトの広さや電源の有無、電源容量や位置などによって10種類に分かれています。ブルーはファミキャン向けということで雑木林のシンプルなエリアです。種類も電源のあるなしくらいです。イエローはツインサイトという広めのサイト1種類だけです。
今回、我が家はブルーエリアの区画サイトを選択しました。このサイトは広さが100平米くらいで、電源容量は1000Wです。
こちらは実際にテントを張った区画です。こんな感じで平坦かつ広めで比較的テントを張りやすいと言えます。
自分たちの区画から奥側を。
我が家のサイト近くには小さいツリーハウス的なものがありました。子どもってのはすごいもので何てことのない小さな小屋にも関わらずそれだけで楽しめるという素晴らしい生き物です。この小屋にもいろんな子どもたちが入れ替わり立ち替わり入って遊んでました。
ブルーエリアのいいところはトイレと炊事場が近いということですね。特に幸運なことに自分が割り当てられた区画はトイレまですぐ近く(目の前と隣接してるわけではない)ととても利便性が高かったです。この写真には炊事場しか写ってないですがこの左にトイレがあります。
トイレの様子
こちらがトイレです。当然男女分かれています。
男子トイレの中です。キャンプ場のトイレとしては綺麗です。ストーブが写ってますが12月下旬にしては気温が高めだったからか滞在中にこのストーブに火が入っていることはなかったです。
個室は和式×2と洋式×1、故障中×1でした。洋式はウォシュレットはありませんでした。
炊事場
先ほどの写真に写っていた炊事場がこちらです。ありがたいことにお湯がでます!真冬のキャンプなのでこれだけでだいぶポイント高い。あと、洗濯機もあって利用可能なようでした。
すぐ近くにもう少し大きめの炊事場があるのですが、こちらはお湯は出ないみたい。
遊具
このキャンプ場のポイントが高い点として簡素なものではあるものの遊具があることです。種類としてはブランコとターザンロープというものの2種類なのですがこれだけでも子どもたちには十分な様子でした。川遊びができる夏場と違って冬場のキャンプで遊具があるのは親としてはとても助かるかと思います。実際、多くの子どもたちが遊んでいました。
サイトの様子
というわけで自分たちのサイトにテントを立てます。今回もランドロックです。サイトに対して横向きに立ててみました。見ての通り面倒でガイロープを張るのをサボったわけですが、そのため2日目夜の強風の影響を受けました。
炊事場側から写した様子です。
売店は結構充実してました。売店がある場所には記念撮影スポットやレンタル用品なんかも置いてました。
ここで各種イベントの申込みをします。
現地で切れたら困る電池やガスといった必要最低限のものから調味料にちょっとしたお菓子、飲み物まで売ってました。BBQでの定番、マシュマロと板チョコもありました。もちろん薪も売ってます。薪は外に置かれているのでここでお金を払って自分で取りに行く感じです。500円だったかな?ちょっと少なめに感じました。
精肉も売ってます。
精肉メニューはこちら。こめこめ豚という豚肉のみの扱いの模様。
コーヒーやソフトクリームなどのスイーツも売ってました。
クリスマスイベント
このキャンプ場を選んだ理由としてクリスマスにちなんだイベントが開催されるからと言いましたが実際に行われたものがこちらです。
- クリスマスカード作り(500円、参加)
- クリスマスオーナメント作り(500円、不参加)
- クリスマスケーキ作り(1000円、参加)
- クリスマスカフェ(500円、不参加)
- プレゼント交換(参加自体は無料だが300円程度の交換用プレゼントの用意が必要、参加)
- ビンゴ大会(500円/カード、参加)
- ミッドナイトプレゼント
どうです?大小様々ですし、ほとんどが有料ではあるものの結構な数が催されると思いませんか。
クリスマスカード作り
こちらが子どもが実際に作ったものです。薄いコルクの上に飾り付けを貼ったりします。
クリスマスケーキ作り
ケーキ作りと言っても一からすべて作るのではなく、向こうが用意したスポンジとクリーム、トッピングを使って自分なりに盛り付けていく感じですね。こちらが我が家の名パティシエによる作品です。サイズは結構大きいです。何号くらいなのかはわかりませんが。
プレゼント交換
こちらはクリスマスカフェの流れで開催されます。一晩に何回か開催されます。クリスマスカフェの流れではあるもののプレゼント交換自体はクリスマスカフェに参加していなくても参加できます。ちなみにクリスマスカフェというのは売店の横に併設されているエリアで用意される食事です。うちは自サイトで毎日BBQするので不参加でした。クリスマスカフェに不参加の場合、プレゼント交換が始まる時間がはっきりしないので事前にスタッフの人に聞いておくといいと思います。その時間にあわせて会場に行きました。プレゼント交換自体は無料ですが、300円程度のプレゼントを交換用に用意しておく必要があります。無難にお菓子とかが多かった模様。なお、子どもだけでなく大人も参加できます。
ビンゴ大会
いわゆるビンゴ大会なんですが、ビンゴカードがオリジナルです。よくあるビンゴだと数字だと思いますが、数字ではなくキャンプにちなんだ絵柄になっています。キャンプ道具とかキャンプ飯の材料とか。下の写真のようにスタッフの人が絵柄を引いていきます。ピンクのやつがその絵柄ですね。
景品はキャンプグッズを中心として食料なんかもありました。コールマンのBBQグリルとかあって結構豪華と言えるじゃないでしょうか。ちなみに我が家はブタメン3個セットがあたっただけでした。。。
ミッドナイトプレゼントというのはキャンプサイトのチェックインのときに自分たちで用意したクリスマスプレゼントを預けておくと夜、サンタが実際にテントまでプレゼントを届けてくれるという素敵企画です。もちろんうちも預けておきました。実際にテントに来るのは22:30くらいと遅めなので子どもをなんとか起こしておくが大変でしたwこちらサンタからプレゼントを受け取って興奮して開けてる様子。テントの中がぐちゃぐちゃで恥ずかしい。。。
その他
クリスマスカフェやビンゴ大会の会場となっている施設には巨大な薪ストーブがありました。が、実際に火は入っていません。みんなが集まる場所で子どもたちも多いので実際に使用していたら事故が怒ってしかたないかと思います。
この日は2日目の夜から風が強かったです。ガイロープを張るのをサボっていたせいでテントが揺れまくって大変でした。うるさくて夜もなかなか寝れない上に幕に近い場所に設置していたアイアンラックはテントが風に煽られた衝撃で倒れました。というわけで朝方慌ててガイロープをペグダウンして落ち着きました。
風に煽られている様子伝わりますかね?全面パネルのあたりがわかりやすいかと。
なお、気温は12月下旬にも関わらず寒すぎることはなかったので電源サイトで電気毛布あれば大丈夫でした。実際には最高が10度ちょっとくらいで最低も一桁台前半くらいと氷点下にはならなかったので、寒いことは寒いものの全然余裕です。スノピのタクードを点けて全パネルを閉じておけば暖かかったです。スノピのタクードはランドロックであれば中で使用することがサポートされているのです。詳細はこちら。
まとめ
冒頭で言ったとおりこのキャンプ場かなりいいです。いいと思った点を箇条書きしてみます。
- 自宅から適度な距離感(車で3時間弱)
- 多様なシーズンイベント
- サンタによるプレゼントイベント
- 遊具がある
- 炊事場の水道でお湯が出る
- トイレが綺麗
- キャンプ場全体が綺麗
- トイレ、炊事場が近すぎず遠すぎず
というわけで、リピート決定です。