今日はHelinoxのコットを紹介します。Helinox製品らしく軽量・コンパクトでとてもいいですよー。
そもそもキャンプにおける寝床の変遷を。
まず、最初はモンベルの空気入れるタイプのやつを使ってました。UL コンフォートシステム エアパッドってやつです。これの旧モデルを使ってました。空気を入れて使うんですが生地自体のクッション性は皆無なので空気を抜くとめちゃめちゃコンパクトになるので重宝しました。簡易的にではあるものの連結できますし。
だがしかし、どうも寝心地が悪い。背中がとても痛くなるのが悩みどころでした。嫁はそんなこと言ってなかったので単なる相性の問題だと思います。あとは軽いので寝てると逃げてしまうことも…。連結に関しては当時子供がまだ小さかったので連結させて使ってたんですが、あくまでも簡易的なものなので隙間なく連結できるわけでもなく、間に落ちるということを繰り返してました。落ちると言っても高さがあるわけではないので大したことはないですが。
そこで次に買ったのがコールマンのインフレータブルなマットレスです。今回も空気で膨らますタイプです。
空気で膨らますのはモンベルのものと同様なんですが今回は厚みが違うし、素材的に多少ずっしりしてるので寝てる間に移動してしまうこともないだろうと。ちなみにモンベルのものより大きいこともあって口で膨らますのはキツいってことでポンプも買いました。
これは単一電池4本で稼働する上に空気を送出するだけでなく吸引することもできるので撤収時にも使えます。
で、このマットレスで何度か寝てみたんだけど、今度はなんか酔うというかそんな感じになりまして。ウォーターベッドとかも同じなんだろうけど柔らかくてグニャグニャ動くものの上ではダメみたい。なんかね、これで寝ると起きた時頭がクラクラするんですよ。寝起きが超不快。三半規管が弱かったりするのかな。
ただ、これも嫁はなんともないと。というわけで、モンベルのやつが幅が小さくて子どもが落ちる問題があったのでこのコールマンのマットレス(ダブルなので大きい)を嫁と子どもにあげて新たな寝床を探すことに。とはいえこの時点でどこかのショップで見て試したことのあるコットにすることは決めてました、実は。
というわけで、どのメーカーのコットにするか悩みに悩んだ結果、今回紹介するヘリノックスのものにしたわけです。理由はシンプルで、自分が道具を選ぶ基準である軽量・コンパクトという点に尽きます。
実際に使ってしばらく経ちますが、今のところすこぶるいい感じでしてこれで寝床問題は解消された感じです。とはいえいくつか人によっては気になるところもあったりすると思うのでそのあたりを簡単に。
- 軽い、コンパクト。これは最大の魅力です。にもかかわらずテンションも十分です。
- 組み立てに多少力がいる。縦2本に通したフレームに対して横方向に3本引っ掛けて固定するのですがこの固定するのに力が要ります。同じく外す際も力要りますがコツをつかめば大丈夫です。ポイントはラッチの部分を押しながら作業する、です。
- 軽すぎて端に座るとひっくり返る。これはコットに寝るときと降りるときですね。端っこに座ると普通にパタッといきます。
- 他のコットと比べて少し高い
と、総じて問題ない感じですね。大人1人(身長171cm)が寝る分には縦横ともに十分なサイズですし、テントの中で組み立てるのも特に問題ない大きさです。
とにかくおすすめなので嫁と子ども用にも買おうかと思ってるくらい。