はい、というわけでポーレックスのコーヒーミルです。ポータブルなコーヒーミルといえばって感じで誰もが知ってるものかと思います。実はこれ割と最近かったのですが、これを買うまでキャンプでは挽いた状態で売ってるコーヒー豆を持っていってペーパードリップしていたのですが、キャンプといえば挽きたてコーヒーだろっていう強い思いから導入にいたりました。
手動コーヒーミルのド定番と言えるこれを買う前に実は天秤にかけたコーヒーミルがあります。それがこちら。
かのザッセンハウスのコーヒーミルです。見よこの色合い、風格、アンティーク感。モノとしてとても購買欲がそそられたもののお値段も大きさもそれなりということで最終的にやめました。自分の選択基準に照らし合わせるとこの大きさは許容できなかった。
というわけでポーレックスのド定番製品を買ったんですが、こちら通常サイズのものとミニサイズの2種類があって、自分が買ったのはミニの方です。キャンプ道具はいかにコンパクトであるかに重点を置いているので。あと、通常サイズといっても挽ける豆の量は30gとミニの20gと比べて特別多いわけではなかったのもミニを選んだポイントです。コーヒー一杯200mlくらいで10gってことなんですが、我が家の場合、スノーピークのチタンシングルマグの450で飲むのでこれ一杯分を一回20gで挽く感じです。
この20gをなるだけ正確に測るために同時に10g測るスコップも買いました。
このスコップ自体はとてもすくいやすく、またミルへと豆を投入する際もこぼれることなくとてもいいです(本体サイズからもわかりますが豆を入れる部分は小さめです)。だがしかし。結局これは最初の2回くらいでほとんど使うことがなくなってしまいました。理由はいろいろありますがまず面倒くさいってのが大きいです。というのもそもそも20g分しか豆を入れられないですり切り一杯入れれば自ずと20gになってるわけです。自分の場合10gだけ挽くとかってこともないのでこれで十分だったりします。というわけで今はスコップ使ってません。
で、カリカリと豆を挽いていくわけですが取っ手の部分を持って回することで中のセラミック製の臼みたいなやつが回転して豆が挽けます。ちなみに少し力が必要ですが我が家の5歳女児でもできるレベルです。挽く時間は測ったことないけど5分かかるかかからないくらいかだと思います。とはいえ2杯分(=20g×2回)挽くのはちょっとだるい。というわけで家でも使ってたんですが、家用には電動ミルを買おうかなーと思い始めた今日このごろ。ちなみに挽き方の細かさも自分の好みに合わせて調整することが可能です。
さて、肝心の挽きたてコーヒーの味はというと、そりゃ美味い。そもそも香りからして違う。味も濃厚な感じがする(これは濃いだけかも知れない)。語彙力が貧弱すぎてこれ以上表現のしようがないのですが、というわけで我が家ではこれを買って以降、家で飲むコーヒーもすべて淹れる直前に挽くという風になりました。
なお、キャンプにコーヒー豆持っていくのは思ったよりかさばります、はい。